・結婚して子供が生まれるので新築を考えています。
・おしゃれな家を安く建てる方法はありますか?
こういった疑問に答えます 。
本記事では私が設計した子育てを中心に考えた家づくりのノウハウを紹介します。
家はシンプルに節約し、自分のお気に入りの家具にお金をかけて、工事費の総額は抑えつつも
満足度の高いを家をつくる方法です。 (建築家に頼まず、正直ケチりました、、)
比較的リーズナブルにおしゃれな家ができましたのでご参考ください。
家事や子育てがしやすいダイニングキッチンが中心の家
家の中心にダイニングキッチンがあることで子育てしやすく 、面積を最小限としながらも
部屋が広く見え、また工事費を安くすることにもつながりました。
これから子育てしやすい、おしゃれな家を新築したい人
将来の子供の教育費を考えて、家づくりには節約したいは必見です。
ーこの記事の信憑性 ー 私は18年間、学校や市役所などの公共施設を中心に設計してきましたが、今回自分の家を建てました。建築家のようなこだわりは捨て、 できるだけ安く「シンプルで、これでいい!」というデザインを目指しましたので参考にして頂けたらと思います。 人を呼べる家に住みたいけど、建築家に頼むには予算も気になるし敷居が高いと感じている人、 ハウスメーカーのつくる住宅では物足りない人、子育てしやすいおしゃれな部屋にリノベーションしたい人向けのページです。
家事や子育てがしやすいダイニングキッチンが中心の家
家族や友人が集まる場所を1番快適に作りたい。
家の中心にダイニングキッチンがあることで家事がしやすく、子供にも目が行き届き、 さらにダイニングキッチンが一体となることで広く見える家ができました。食卓をかこむ住まいです。
家の中心はリビングと思われる方も多いのではないでしょうか。もちろん間違いではありません。
ご家族のライフスタイルに合わせて、リビングが広く、ダイニングは最小限で良いという方もいるかもしれません。
しかし、子育て世代にとって、限られた予算、限られた面積で家を建てるには、ダイニングを中心とした間取りがおすすめです。 ダイニングキッチンを中心した家は、親にとっても子供にとってもメリットが多いです。 こちらの記事で詳しく書いています。
【子育て世代 おすすめの間取り】ダイニングキッチン一体型の3つのメリット
おしゃれな家を安く建てる3つのコツとは
「ダイニングキッチンが中心の家」というのが私たちの家のコンセプトです。
その他、おしゃれに安く建てるポイントは以下です。
① ワンルームのような一体空間 (造作家具込みで30坪 2300万円でできました)
② 妥協しない部屋を決める (私たちはダイニングキッチンだけこだわりました)
③ 家はシンプルで節約し、家具にお金をかける
3つのポイントを順番に説明します。
① ワンルームのような一体空間
よくホームパーティーをしますが、来客にリビングは8帖、ダイニングキッチンは10帖ほどしかないことを伝えると「広い」と驚かれます。 (LDKで18帖は一般的には広くはないですよね、、)
広く見える理由はダイニング、リビング、キッチンがワンルームのように一体空間でつながることで、大きな明るい空間に見えるからだと思います。 また和室はリビングとつながっています。
さらにダイニングキッチンの上部は吹抜で、書斎スペースや子供部屋とつながり広がり空間となっています。そうすることで、いつも家族の気配が感じられる家となっています。
ワンルームのような空間は扉がなくなり、部屋がつながることで最小限の部屋の面積でよいので工事費も安くなります。私たちは造作家具込みで30坪 2300万円でできました。
また扉がないと子供を抱っこしながらとか、洗濯物をもちながらとか、扉を開け閉めするストレスもなくなります。
おすすめの間取りはこちらの記事にまとめて書いています。
「おすすめの間取り」紹介 -建築士が自分の家で考えた節約した家
さらに部屋を広く見せる方法はこちらの記事に詳しく書いています。
【おすすめの間取り】部屋を広く見せる7つの方法-ポイントは「部屋をつなげて一体化」
部屋を兼用するアイディアは広く見えるだけでなく、 工事費を安くすることにながります。
部屋と部屋を兼用する間取りのアイディアはこちらの記事に詳しく書いています。
【コストダウンできるおすすめの間取り】スペースを兼用する7つのアイディア
② 妥協しない部屋を決める (私たちはダイニングキッチンだけこだわりました)
全部の部屋にお金をかけたらキリがないですよね。私たちはダイニングキッチンだけこだわりました。こちらの記事に書いているように家具だけにお金をかけて、料理好きの私たちは、妥協しないポイントをキッチンに絞りました。
家の中で1番眺めの良く、日の当たる場所に設計したのはリビングではなくキッチンでした。
通常、隅に追いやられがちのキッチンですが、外を見ながら気持ち良く料理ができます。
キッチン空間は、調理、食事、食育、教育、団らんの場として、暮らしの豊かさを実感できる中心的な空間だと思っています。キッチンはメーカーの既製品ではなく造作家具とし、家具屋さんに依頼して、見た目も使い勝手も一番こだわりました。
キッチンは単に料理をつくるだけの場所ではありません。これから家づくりをする方にはキッチンへの興味・関心が高まることや使いやすい快適なキッチン空間をお伝えしたいと思います。
私はキッチンにこだわりましたが、ライフスタイルに合わせて、「ここだけは妥協しない!」という部屋を決めるが、満足度の高い家づくりのコツです。
例
・吹き抜けのある部屋が欲しい
・広いリビングが欲しい
・リモートワークのできる書斎は確保したい
広いリビングダイニングが欲しいと言っても面積、予算は限られます。
LDKが何畳か決まらないと、進められないとお困りな方もいらっしゃると思います。
私たちの家はリビングダイニングはできるだけ最小限に圧縮して18帖で計画したので
こちらをご参考ください。
【検証レポート】子育て世代の間取りリビングダイニングは何畳必要!?
③ 家はシンプルで節約し、家具にお金をかける
シンプルな家を工務店に依頼し、家具にお金をかける。
家ではなく「家具にお金をかける」=これが一番のポイントです。
正直な話、工務店さんは、ある程度品質に信頼できるところであれば、どこでも良いと思っています。
本当に各地域で良い工務店さんが頑張ってらっしゃることを実感しています。
潤沢に予算があれば良いですが、仕上材や住宅設備など、お金をかけだしたらキリがありません。
それより暮らしの中で良く使うキッチンやテーブル、椅子など自分が気に入った家具に予算内でお金をかけることをお勧めします。その方が満足度の高い家につながると思います。
工務店を探す方法は今後ご紹介します。
ポイントは「○○市 高断熱 工務店」で検索!
ローコストで人と違う家をつくる方法と、おしゃれな家をつくるために効果的にお金をかけるポイントは別の記事に書きました。私たちはズバリ「家具(造作家具工事)」にお金をかけました。
家具にお金をかける理由はこちら
【家具がポイント】安くておしゃれな家をつくる方法-家づくりで本当にお金をかける場所はココ!
まとめ
家事や子育てがしやすいダイニングキッチンが中心の家
① ワンルームのような一体空間
② 妥協しない部屋を決める(私たちはダイニングキッチンだけこだわりました)
③ 家はシンプルで節約し、家具にお金をかける
5年住んでいますが、とても子育てしやすく満足しています。
家はシンプルで節約し、家具にお金をかけ、総額を抑えて、
30坪 2300万円(家1900万円+造作家具400万円)の家ができました。
「シンプルで、これでいい!」という考え方です。
工事費のの内訳をまとめましたので、こちらの記事に公開いたします。
【内訳見積 金額公開】オリジナルオーダーメイドの造作家具のコスト(実体験)
工務店さんは信頼できる所であればどこでも良いと書きましたが、どうやって工務店を見つければよいのでしょうか。どうしても複数の工務店に見積もりをとって、実際に会ってお話を聞いて比較しないと判断できないかと思います。面接やお見合いと一緒ですよね。会ってみないと分からない。
今後、私が実践した信頼のある工務店の選ぶ方法をご紹介します。
知り合った工務店さんや、オーダー造作家具屋さんを応援していきたいと思っています。
【コストダウンできるおすすめの間取り】スペースを兼用するこちら
部屋を広く見せる7つの方法はポイント「一体化」です。ポイントはこちら