【おすすめの間取り】部屋を広く見せる7つの方法-ポイントは「部屋をつなげて一体化」

家づくり
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LDKを14~18帖程度であまり広く取れないのですが

部屋を広く見せるにはどうしたらよいでしょうか? 

こういった疑問に答えます。 

本記事を読むと、部屋を広く見せる方法やアイディアが分かります。 

私の家はLDKで18畳ですが、例えば18畳のLDKの通常のマンションを見に行くと、
「ちょっと狭い・・・」と思われるかもしれません。でも、ホームパーティーをすると
「18畳ってウチと同じだけどなんか広く見える!」「開放的で気持ちが良いね!」
と友人からよく言われます。 

決して広くはない18畳をできるだけ広く見えるような工夫をしました。アイディア満載の家をご紹介します。 

「新築を計画しているけど土地の大きさが限られているのでLDKが広くとれない・・・」
「マンションのリノベーションを考えているけど、面積が限られているので部屋を広く見せたい !」
という人は必見です。

ーこの記事の信憑性 ー
私は18年間、学校や市役所などの公共施設を中心に設計してきましたが、今回自分の家を設計しました。
快適に子育てできる範囲で最小限の部屋を作りましたのでご紹介します。新築してから5年経って特に狭くは感じてないので、リノベーションで部屋を探している人にも参考になるかと思います。
設計当初はLDKを19畳くらいが良いと思っていましたが、庭の広さの確保や予算の関係で18畳にしました。その分、試行錯誤部屋を広く見せるアイディアをまとましたのでお役に立てて頂ければと思います。

部屋を広く見せる7つの方法とは? 

  【間取りのポイント】部屋と部屋をつなげる(一体化)

私の家で実践した部屋を広く見せる方法は7つ

① ダイニングとキッチンを一体化

 リビングとダイニングを一体化(ソファーのレイアウト) 

③ リビングと和室を一体化(オープンにできる小部屋を隣接) 

④ 階段とダイニングの一体化(リビング階段を部屋に取り込む) 

⑤ 収納は別の場所に確保

⑥ 効果的に窓を開ける 

⑦ 吹き抜けをつくる(天井を高くする) 

つまり、部屋と部屋をつなげて一体化することがポイントです

ダイニングとキッチンを一体化   

dining kitchen

ダイニングとキッチンを一体にオープンにするとキッチンを閉じた場合(クローズ型)に比べて部屋が広く見せます。 また子育てにも様々なメリットがあるので以下の記事をご参考ください。 

【子育て世代 おすすめの間取り】ダイニングキッチン一体型の3つのメリット

リビングとダイニングの一体化 

リビングとダイニングを一体の空間にすることも鉄則です。リビングダイニングはL型(セパレート)になっている間取りもありますが、食事の空間とくつろぎのリビングは分けたいという人以外はリビング、ダイニング、キッチンをワンルームとしてつなげると広く見えます。また「ソファーのレイアウト」や「リビングテーブルを置かない」なども感じる広さに関係します。 

 

リビングと和室を一体化  (オープンにできる小部屋を隣接)

リビングつながりでオープンにできる和室(洋室)を隣接してつくると見た目にも、使い方としても広がりが出ます。オープンにすると和室はリビングとつながる子供の遊び場にもなります。ふすまを閉めてクローズにするとホームパーティーの時は友人の授乳スペース、寝てしまった子のお昼寝部屋として大活躍です。子供に畳での生活をして欲しいという思いから、私の家ではリビングとつながりで4.5畳の和室があり、和室で雑魚寝しています。 洋室よりも和室がおすすめです。 もし洋室にベットを置いたら、部屋をオープンにするのは抵抗がありますよね。 洋室に布団を引くのもアリかと思いますが、私は少し違和感があり、また和室の方が、様々なメリットがあります。 

和室畳5つのメリットはこちら 

階段を部屋に取り込む ( 階段とダイニングの一体化) 

階段幅も最小限の70センチとしていますが、ダイニングが70センチ広がると思うと効果は大きいです。また手すりも縦桟(縦の棒)が入ると少し鬱陶しく(狭く)見えるので、シンプルな手すりのデザインにしました。 

玄関から直接2階の子供部屋にいくルートより、一度リビングを通ってコミュニケーションしやすい間取りを選択しました。(親としては反抗期や思春期に強制的にコミュニケーションまでしなくても、どんな顔で帰ってきたのか顔色ぐらいは確認したいものですよね。) 

収納は別の場所に用意する(or 低い収納を作る)

「リビングにモノを置きたくない」リビングが散らかるのは子育て世代にとっては悩みの種ですよね。
リビングダイニングが散らからず、いかに綺麗に保てるかどうかがポイント。
部屋は広いはずなのに、壁面が棚で埋まって狭く見えるという話はよく聞きます。 

私の家はモノが少ないとよく言われますが、断捨離しながら、和室の下の床下収納や2階のクローゼットに収納しました。できるだけ必要なもの以外はリビングに置かないことも部屋を広く見せるコツかと思います。 
 

でもどうしても子供のオモチャや本、服で収納が足りなくなってしまいますよね。
私たちも追加で無印でオークの棚を買いました。 
※その時に注意したポイントは棚の高さを高くしないこと。
高くするとどうしても圧迫感が出てきて部屋が狭く見えてしまいます。 私は今回、テレビ台の家具もデザインしましたが、無印の棚と高さや樹種が合うようにデザインしています。子供のオモチャをリビングに置く時期は長い目で見ると一時的かもしれませんが、高さを合わせると一体にすっきり見えます。 

無印の家具はこちら 

私たちの家具はテーブルの他、キッチンや棚も全てオーク材で統一しています。追加した無印の家具もそうですが、家具屋さんの家具はオーク材が多いです。そういった家具と合わせることを想定して樹種はオーク材がおすすめです。例えば、ウォールナットのキッチンするとダークブラウンに統一するならば良いですが、今後追加する家具に迷われると思われます。 

効果的に窓を開ける

同じ部屋の広さでも窓がある部屋と窓がない部屋では感じ方が違く、外が見えると広く見え、また明るさ感も違ってきます。料理好きの私たち家は窓があり1番明るい場所にキッチンがある間取りとしました。料理をしながら外の風景が見えるので広がりを感じて生活することができます。 

吹き抜けをつくる(天井を高くする) 

私の家では家の中心にダイニングキッチンがあります。ダイニングキッチンには吹抜があり、2階のスペースにつながります。吹抜はメリットデメリットがあるので必ずしもお勧めしませんが、 部屋を開放的に広く見える効果は抜群です。吹抜を作らなくても、一般的な天井高さ(約2.5m)より少し高めの天井高(2.6~2.7m)にすることも効果的かと思います。 

まとめ

以上、私の家で実践して効果のあった部屋を広く見せる7つの方法についてご紹介しました。

① ダイニングとキッチンを一体化                           ② リビングとダイニングを一体化                          ③ リビングと和室を一体化(オープンにできる小部屋を隣接) ④ 階段とダイニングの一体化(リビング階段を部屋に取り込む)  ⑤ 収納は別の場所に確保(or低い収納を作る)               ⑥ 効果的に窓を開ける ⑦   吹き抜けをつくる(天井を高くする) 

部屋は広く見せたいだけでなく、部屋の数も増やしたいという人もいるかと思います。
だけど、予算は限られれている。

家づくりでコストダウンするには、面積を減らすのが一番効果的です。
部屋やスペースを兼用すると面積を小さくすることができます。

コストを節約するために部屋やスペースが兼用できるおすすめの間取りを以下にご紹介します。
【コストダウンできるおすすめの間取り】スペースを兼用する7つのアイディア

次回は、私たちがこだわった造作家具についてご紹介します。
内訳見積 金額公開します。オリジナルオーダーメイドの造作家具のコスト

その前におしゃれな家をつくるには家具が大事です。以下にポイントをまとめています。
ローコストで人と違う家をつくる方法と、おしゃれな家をつくるために効果的にお金をかけるポイントは別の記事に書きました。私たちはズバリ「家具(造作家具工事)」にお金をかけました。
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