【コストダウンできるおすすめの間取り】スペースを兼用する7つのアイディア 

家づくり
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・コストを節約するおすすめの間取りはありますか?

費用を削るため家の面積を小さくする方法ありますか。 

こういった疑問に答えます。

家づくりでコストダウンするには、面積を減らすのが一番効果的です。
部屋やスペースを兼用すると面積を小さくすることができます。

本記事を読むをコストを節約するために部屋やスペースが兼用できるおすすめの間取りが分かります。リビング、ダイニングはこれ以上狭くできない人、部屋数も減らせない人は必見です。

ーこの記事の信憑性 ー 私は18年間、学校や市役所などの公共施設を中心に設計してきましたが、今回自分の家を建てました。建築家のようなこだわりは捨て、 できるだけ安く「シンプルで、これでいい!」というデザインを目指しましたので参考にして頂けたらと思います。 人を呼べる家に住みたいけど、建築家に頼むには予算も気になるし敷居が高いと感じている人、 ハウスメーカーのつくる住宅では物足りない人、子育てしやすいおしゃれな部屋にリノベーションしたい人向けのページです。

①物干し✖️書斎(ワークスペース)

子供の洗濯物の量は恐ろしい。平日に数回の洗濯物を干す人も多いと思います。

共働きだと洗濯は夜になるし、そもそも黄砂やPM2.5などで外に干したくない。
基本は部屋干し。リビングに干すのは部屋が狭くなるし限界があります。
乾燥機に頼りすぎるどんどん服が縮んでしまう。長女の服は次女に見も来てもらいたいのに、、

また最近はリモートワークで家に書斎が欲しい人も増えているかと思います。

私の家ではも物干しスペースと書斎を兼用しました。
2.5畳(2×3m)ほどの広くはない場所ですが、長いカウンター机を設置し、
私が仕事しながら、子供2人も同時に本を読んだり、勉強できる広さは十分にあります。

最近は、私が洗濯物を干しながら、子供がワークをやるのが日課になっています。

私の家の子供部屋は5畳で多少狭いと思います。しかし、自分の部屋以外のダイニングや書斎スペースなど、勉強したりする場所は家中にあるので不自由は感じないと思っています。

今は本当に大量に洗濯物があるので、乾燥機にかけた服もカウンターに出しっぱなし。物干し台にも服をかけっぱなし。クローゼット替わり、、、。
本当は毎回タンスに服に収納すべきですが、生活に時間のゆとりがないので、横着してカウンターに畳んで置いており、保育園の準備の際にそのままリュックに入れています。これが意外と便利。
もしこのカウンターが無かったら、服をいちいち収納することを考えると途方にくれてしまいます、、

②洗面所✖️来客用の手洗い

感染症対策としても、ホームパーティーなど友人を招いた時、まず手を洗う流れになるかと思います。

その時に通常は浴室横の手洗いを使ってもらうと思いますが、浴室は洗濯機や洗濯物などが置いてあり、プライベートな場所になるので、人に見られたくない人も多いのではないでしょうか。

たまに玄関近くに来客用の手洗いを別に設置する事例を見かけますが、手洗い器のコストが増額となります。(しかもあんまり使わない)

そこで手洗いは、浴室横の空間から一歩外に出して、来客も使いやすい場所に設置しました。

またトイレ内に手洗いを設置するものコストがかかるので、トイレの手洗いとしても兼用できる位置になっています。

浴室内に手洗いがあるとお風呂上りに鏡が曇り、不便さを感じたことはありませんか?浴室から一歩外に出た空間だと鏡が曇る心配はないし、誰かがお風呂に入っている時にも使いやすいですよ。

(もし浴室内に手洗いを設ける場合は、子供が成長した時を考えると入浴中は、他の人が洗面台が使えない(歯ブラシができない、鏡が見れない)などのデメリットもあります)

③ドレッサー(鏡台)×勉強机

新しい家ではお化粧できる鏡台が欲しいと考える方は多いのではないでしょうか。

モデルルームで、2階の寝室の一角に鏡台にしている憧れの間取りを見かけますが、
その余裕はスペース的にもありませんでした。。

そこで私の家ではダイニングの一角に鏡台と子供の勉強机を兼用して作りました。

朝の忙しい時にくずる子供を膝に乗せながら、もしくは、ご飯を食べさせながらお化粧ができます。
わざわざ2階の寝室に泣く子供も連れて化粧しに行くことを考えると1階で本当に良かったと思います。

しかもこのデザインなら友人が来ても鏡台(ドレッサー)と気づきません。収納もあります(子供は乾燥肌で、お風呂上りにリビングで保湿をするので、その薬関係も一式ドレッサーに収納しています)

今はダイニングテーブルで子供は勉強しますが、この鏡台も利用することを想定しています。将来、母がキッチンで料理をしながら、横で子供が勉強する姿をイメージしています。

また、ダイニングに溜まる書類の避難場所にもなっています。
(保育園のお便り、会社の書類が山積み、、、)

④和室✖️寝室

子供には畳での生活を知って欲しいと考えました。
またベットを置く寝室を作ると、寝る部屋としか使えず、また和室も作って寝室も作ると面積が増えて増額となります。

そこで布団を敷いて家族で雑魚寝するライフスタイルを選びました。

和室は子供の遊び場であり、ひな人形を飾ったり、小さな仏壇もあります。ホームパーティー時は荷物置きや、赤ちゃんがいる友人のお昼寝や授乳部屋となります。

また和室の床は一段上げて(40㎝)、床下収納スペースを確保しているので、隣接するリビングも綺麗に保つことができます。

⑤大人と子供の本棚×手摺

本棚は吹抜廻りの手摺と兼用しているので手すりのコストが不要となっています。

また大人と子供の本を一緒に作ると、子供の興味が広がりやすいそうです。
まだ子供は小さいのでリビングの取り出しやすい箇所に絵本は置いていますが、将来は大人と子供の本棚を兼用しようと考えています。子供が自然と私たちが言った旅行先の本、料理本、好きで取っておいてある小説など興味を持ってくれたらいいな。

棚の高さは変えられるようにしました。大きな雑誌の高さ、文庫本の高さなど本の高さは色々ありますからね。一回設定したら、この5年間はほとんど変えることはなかったけど、子供の本が増えると変わっていくかな。

⑥大人と子供のクローゼット×玄関収納

子供部屋にクローゼットを設けると子供の成長に合わせて物が増えたり減ったりするので、
家族みんなで共通でクローゼットを兼用して作りました。

また1階に玄関に収納(クローゼット)が欲しい方も多いかと思いますが、あまり使わないモノを収納するスペースに1階に配置するのは勿体ないと考えました。

1階は収納に面積を取られるより、少しでもダイニングの面積を広する方がよい。
よくキャンプに行ったり、アウトドア用品やスーツケースなども多いのですが、
全てクローゼットに収納しています。

⑦階段と階段下収納

収納のアイディアの鉄板ですよね。
本棚がメインですが、ダイニングテーブルに散らかったものの避難場所となっています。

まとめ

以上、7つの部屋を兼用するアイディアにより、部屋の面積を減らし、コストを削減することができました。
私たちの最大の工夫。家具でおしゃれな家をつくる方法についてご紹介します

おすすめの間取りはこちらの記事にまとめて書いています。
「おすすめの間取り」紹介 -建築士が自分の家で考えた節約した家

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