【検証レポート】子育て世代の間取り  リビングダイニングは何畳必要!?

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子供がいるけど、リビングダイニングは最低何畳必要? 

・何畳ならば、何人まで人を呼んでホームパーティーができるの? 

・リビングとダイニング、どっちが広い方がいい? 

・リビング1畳増やすと工事費はいくら増える? 

こういった疑問に答えます 。

本記事を読むと、子育て世代がどれくらいの広さの部屋があれば快適に過ごせるか?
友人を呼んでホームパーティーをしたいけど、どれくらいの人数が来ても大丈夫か?
がわかります。 

子供がいるけど、リビングダイニングは最低何畳必要?

  【結論】LDKで18畳以上 がおすすめです。

      (キッチンダイニング10畳、リビング8畳)

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もちろん部屋は広ければ広いほど良いけど、教育費や将来のことを考えると、
出来るだけ家にかけるお金は節約したい人、
部屋は狭くてもいいけど、どこまで小さくするか悩んでいる人、
新築やリノベーションしてから「やっぱり部屋が狭かった!」
と後悔したくない人は必見です。

ーこの記事の信憑性 ー
私は18年間、学校や市役所などの公共施設を中心に設計してきましたが、今回自分の家を設計しました。
快適に子育てできる範囲で最小限の部屋を作りましたのでご紹介します。新築してから5年経って特に狭くは感じてないので、
リノベーションで部屋を探している人にも参考になるかと思います。
設計当初は19畳くらいが良いと思っていましたが、庭の広さの確保や予算の関係で18畳にしました。
市街地なら土地の広さが限られているので、16〜18畳か、19〜20畳か迷う所だと思います。人が入っていない綺麗なモデルルームの写真を見ても分かりづらいですよね。 LDK17畳(リビング7畳、ダイニング10畳)がどれくらいの広さかレポートします。

家族の人数や子供の性格など、ご家族の価値観によって変わりますが、キッチンダイニング10畳、リビング7畳、合計LDKで18畳以上を確保することをおすすめします。

マンションの場合も最低ラインでLDK16~18畳程度。19畳~21畳で少し余裕が出て来る広さかと思います。最小限の廊下(動線)や家具の寸法、椅子からテレビまでの距離などを詳細に積み重ねていくと、18畳の広さで良いという結論に達しました。

予算がある場合は、18畳以上の部屋を計画した方が良いですが、お金を節約したいならば、     逆に18畳以上の部屋をつくらなくても良いという考え方です。
面積を小さくすることが家でづくりで一番効果的なコストを抑える方法です。
ただし18畳は人によっては狭く感じるギリギリのラインかもしれません。

そのために部屋を広く見える工夫を盛り込みましたので別の記事で紹介します

子供が遊ぶにはリビング8畳は狭くない?

私は夫婦2人、子供2人の4人家族です。トランポリンや滑り台をリビングに置きっぱなしなので、片付けの時に邪魔だなと思うときはありますが、大きなトランポリンなどのおもちゃを使うのは子供が小さい時の一時期と割り切れる方は特に気にならない広さかと思います。かるたやレゴブロックをめいいっぱい広げて2家族ぐらいの友人を呼んで遊んでも問題ない広さです。

何畳ならば、何人まで友人を呼んでホームパーティーができるの?

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私の家はLDKで18畳(DKで10畳)ほどで、ご家庭のテーブルの大きさにもよりますが、ホームパーティーは大人6人+子供2人の合計8人はテーブルに座れます。(大人友達4人、私たち夫婦2人子供2人で大人6人を想定)

大人が8人に増えるとだとギリギリかと思います。ちなみに私の家のテーブルはダイニングで色々なことをすることを想定しているので横2m×奥行き85㎝で大きめのサイズかと思います。

最大で2家族(大人4人、子供4人)、私たち夫婦2人子供2人で合計12人の時がありましたが、子供たちはリビングでちゃぶ台やキャンプに使う簡易テーブルを置いて、大人と別々に食事すれば問題なかったです。ホームパーティーしてると子供は大人の膝上に座ったり、食べないで遊ぶ子がいたり動くんですよね。始めは狭いかなと思ってもパーティーが始まっちゃうと気にならないんですよね。料理を用意していると結局立ったまま話して席はいらなかったという時もあります。

1畳増やすと工事費はいくら増える?

私の家はリビングを8畳にしましたが、もし9~10畳あれば、もう少し余裕があると思います。ただし1畳増やすと、坪単価約60万円と想定すると約30万円増額となります。30万だったら増やしてもいいかな?と思いますが、間取りプランとして1畳だけ増やすのは凸凹するので難しく、増やすなら最低2畳程度増やすことになると思います。2階建て整形な間取りにすると2階も同時面積だけ増えるので2畳×2階分=4畳増えることになります。30万円×4畳で最低120万円は増額することが想定されます。
そうなると予算と広さどちらを優先させる迷う金額になってきますよね。

たとえ30万でも、30万あったら結構よい家具が買えると思うので、面積より家具の方にお金をかけたというのが私の家の考え方です。私たちは特に狭さは感じていないので、広さより予算を優先して良かったと思っています。

リビングとダイニング、どっちが広い方がいい?

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ホームパーティーをしていると、ほとんどの時間は大人はダイニングテーブルでおしゃべりして過ごしますよね。ランチが終わると、少しリビングで子供と一緒に遊ぶけど、またお茶の時間にはダイニングに座ります。

またダイニングが広い方が子育て世代にとっても色々メリットがあると思います。私の家では、ダイニングは子供の遊び・勉強の場と考えているのでダイニングが広い方がおすすめです。

【子育て世代 おすすめの間取り】ダイニングキッチン一体型の3つのメリット

前提としてリビングとダイニングも一体の空間にすることは鉄則です。

リビングダイニングはL型(セパレート)になっている間取りもありますが、食事の空間とくつろぎのリビングは分けたいという方以外はリビング、ダイニング、キッチンを一体に連続させることで広く見えます。

まとめ

以上まとめますと、

・LDKの広さは18畳(キッチンダイニング10畳、リビング8畳)で可

・18畳のLDKならば、大人6~8人+α子供6人程度ならホームパーティーが可能

・リビングよりダイニングが広い方がメリットが多い

・1畳増やすことは難しく、4畳増えると100万円単位で増えるので要検討

ホームパーティーや子育てを重視すると、リビングよりダイニングを広めにとることをおすすめします。

ただLDK14畳でも生活できないわけではなく、部屋を広く見せるアイディアで、より良い家ができるとも思っています。次の記事では、次に部屋を広く見せる5つの工夫をご紹介します。

【おすすめの間取り】部屋を広く見せる5つの工夫はこちら

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