子育てしやすい、家事がしやすいおすすめの間取りはありますか?
キッチンとダイニングは一体型?独立型?どちらがいいの?
こういった疑問に答えます。
本記事を読むと、子育てや家事がしやすいダイニングキッチンが家の中心の間取りとそのメリットが分かります。これから子育てしやすいおしゃれな家を新築したい人やリノベーションしたい人は必見です。
子育てしやすい、家事がしやすい おすすめの間取りとは?
ダイニングとキッチンをつなげる
家の中心にダイニングキッチンがある間取りにより、家事がしやすく、子供にも目が行き届きやすくなります。さらにダイニングとキッチンが一体につなげることで広く見えるが部屋ができました。
よくホームパーティーをしますが、リビングは7畳、ダイニングキッチンは10畳ほどしかないことを伝えると皆さんに驚かれます。
ーこの記事の信憑性 ー 私は18年間、学校や市役所などの公共施設を中心に設計して来ましたが、今回自分の家を設計しました。建築家のようなこだわりは捨て、できるだけ安く「シンプルで、これでいい!」というデザインを目指しましたので参考にして頂けたらと思います。
ダイニングとキッチンを一体にする3つのメリットは?
メリットは以下の3つです。
① 部屋が広く見える = 子供に目が行き届きやすい
② 家事や配膳が楽 = 子供がお手伝いをしやすい
③ 母と子の空間が近い = 子供がダイニングで勉強する
メリット① 部屋が広く見える=子供に目が行き届きやすい
ダイニングとキッチンを一体にオープンにすることで部屋が広く見えます。
また料理をしていても子供にも目が届きやすいです。子供が小さい時など一人で放っておくと、
小さいおもちゃを口の中に入れたり、目をかけてないと飲み込んで危ない時期がありますよね。
メリット② 家事や配膳が楽=子供がお手伝いをしやすい
キッチンとダイニングが近いので、できた料理をどんどんダイニングテーブルに運んだり、
配膳をしていけるので楽です。子供たちも使ったお皿をシンクに下げたり、お手伝いもしやすいです。
またダイニングテーブルを中心とした回遊動線の間取りのため、他の家事も効率的です。
(キッチン独立型だと意外と配膳するダイニングテーブルまで回らないといけなかったりします)
常に料理をしている姿が見えるので、子供も早くから料理や洗い物などの家事に積極的になりました。冷蔵庫も近いので野菜など食材にも興味津々で「食育」にもつながっていると思います。
出来上がった料理をお皿に出されて初めて見るのではなく、食材がどんなふうに料理されるのかその過程を子供に伝えることも大事ですよね。海の中で魚は「切り身のまま」泳いでいると思っている子供が増えているとも聞きますし、、、
メリット③ 母と子の空間が近い=子供がダイニングで勉強したりする
母の空間であるキッチンがダイニングと近いと、ダイニングが子供の遊びや勉強の場となります。
私の家はリビングの方が狭いのでリビングだけが遊ぶ場所だと考えると、狭く感じるかもしれませんが、ダイニングと一体に広く使えます。最近ではダイニングテーブルでぬり絵や折り紙に夢中なので、将来的にはダイニングテーブルが勉強の場になりそうです。
「母はキッチンで料理、子供はリビングでゲーム」という過ごし方より、母と子が近い空間で過ごした方がより密接で豊かな関係が築けると思っています。
(「東大に入る子はリビング学習をしている」って話、聞いたことありますか?私の家では良い大学に行くことは目的にしていませんが、子供の勉強は自分の部屋ではなく、ダイニングで勉強した方がメリットがある頭の良い子が育つ家の話は別の機会で説明します)
まとめ
① 部屋が広く見える = 子供に目が行き届きやすい
② 家事や配膳が楽 = 子供がお手伝いをしやすい
③ 母と子の空間が近い = 子供がダイニングで勉強する
以上のような3つのメリットにより、
ダイニングキッチンが一体でつながり、家の中心となる間取りは、部屋を広く見せることができ、また子育てがしやすく、さらには、より豊かな親子の関係につながると思っています。
このような間取りにするキッチンは丸見えとなってしまうことが、気になる方もいるかもしれません。ダイニングとキッチンは一体にした場合、どのようなキッチンのレイアウトがよいか?
また、どのように見せる(隠す)のか?
その当たりの細かいレイアウトは別の記事でご紹介します。
また部屋の数も増やしたいという人もいるかと思います。
だけど、予算は限られれている。
家づくりでコストダウンするには、面積を減らすのが一番効果的です。
部屋やスペースを兼用すると面積を小さくすることができます。
コストを節約するために部屋やスペースが兼用できるおすすめの間取りを以下にご紹介します。
【コストダウンできるおすすめの間取り】スペースを兼用する7つのアイディア
おすすめの間取りはこちらの記事にまとめて書いています。
「おすすめの間取り」紹介 -建築士が自分の家で考えた節約した家
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